アパート経営されるオーナーにとって大切なことは何でしょうか?
入居者目線での情報収集や、オーナーとして“今”すべき入居者対応・税務事項など。
そして、他のオーナーの成功例なども今後の経営に役立ちます。
そんなアパート経営オーナーのための情報をまとめた内容がこのページ「成功するアパート経営術」です。
ぜひご参考にしてください。
アパート経営を始めようとアパートを建設する前にアパートのオーナーはどこに気を使い、どんな工夫をしているのでしょうか?
アパートをただの箱として建てるだけでは入居者から見たらソッポを向きたくなる内容となってしまいます。
いかに近隣のアパート・マンションとの差をつけるか、さらにアパートの質はもちろんのこと入居者の立場を考えた設備システムの思いやりがアパートの満室経営の大きなポイントになります。
ただ広いだけのアパートはざらにあります、ただ広いだけでなく収納に機能性をつける事と言った簡単なことでも入居者はこちらのアパートに興味をもちます。
掲載する不動産広告やインターネットによる不動産ホームページには必ず間取り図と外観写真を載せる様にしましょう。
他県からの引越しの際に詳しい詳細が見れずに入居してすぐ希望と合わずに退室してしまう入居者が後を立ちません。
実際の生活の考え方、家族での生活、一人暮らしでの生活、高齢者の生活を考えたシステム設計がアパートを常に満室にする重要性となります。
では実際にアパート経営して成功した方の実例を見ていきましょう。
「広い土地を有効活用、利便性を追求したアパート」(東京都世田谷区の経営者)私が結婚してここに来たときは約350坪に家一軒という状態で、10m以上ある木が何本もあり、草木で家が見えなくなったおり、個人で管理するのは大変でした。
朝四時に起きて雑草取りや落ち葉掃除をしていたこともあったくらいです。
何とかしなくては、と思っていましたね。
立地としては、静かな住宅地ですし、交通の便もとてもいいんです。
駅(田園都市線)にも近く、終電は0時30分頃までありますし、その後も深夜バスが運行しています。
そこで、ここにワンルームのアパートを作れば、若い方が入居してくれるのではないかしら、と思ったんですね。
平成8年に瀬田の展示場に出かけ、大手建築業者を知り、平成9年に本格的にアパート経営の為、最初のアパートを作りました。
その後、平成17年に本宅を建て直すタイミングに伴って建設したのが、今現在の私のアパートです。
若い単身者にターゲットを絞ったアパートですから、その層にアピールすることを意識して、設計、仕様にデザイン性を反映させました。
まず、安全・安心を考え、防犯面に力を入れました。
特に女性にとっては、セキュリティは大きな問題となりますよね。
そこで門はオートロックにし、各部屋の窓は防犯合わせガラスの上、オプションでシャッターを設置しました。
部屋はちょっとした工夫で余裕を持たせています。
今の女性は靴をたくさん持っていますから、シューズクローゼットを設けました。
またワンルームですと、トイレとバスルームが一体になっているところが多いと思いますが、別々にしました。
疲れて帰宅した入居者の方々が少しでもゆったりとした気持ちになれるようにと考えたからです。
デザイン面で気に入っているのは青と白のキッチンで、私自身が選んだものです。
入居者の方々に気に入っていただけたらうれしいですね。
今の若い方はおしゃれになっていますから、住む場所にもそれなりの高級感がなくてはと思いました。
エクステリアは石畳を使ったデザインにし、余裕のあるスペースを取っています。
外観が殺風景になるのを避けるため、中庭にはシンボルツリーのモミの木を一本植えてあります。
実際にクリスマスのシーズンにはライトアップをするんですよ。
この木を植えるアイデアは営業マンから出てきたものです。
また、若い方の利用が多いインターネットが使い放題にできるように、光ファイバーを最初から引き込んであります。
しかし、管理は100%建設会社さんにお任せしています。
もちろん、同じ敷地内に住んでいますから、入居者の方をお見かけしたらご挨拶はしています。
入居者の皆さんも礼儀正しくて、きちんと挨拶を返してくれるのがうれしいですね。
また、ゴミもきちんとゴミ置き場に出すなど、上手に住んでくださっているようで、オーナーとしては大変助かっています。
最終更新日:2020/6/25