マンション・アパートの収益経営を始められる方にココだけは改善して欲しい、またココがダメだと部屋を借りる気になれないと言う入居者の視点から部屋選びのポイントを挙げましたので。
是非、ご参考にして頂いて入居者のニーズに合わせた収益と実績のマンション・アパート全満室経営を目指してください。
入居者のみなさんは賃貸マンション・アパートを決める際にいくつかの項目について考えると思います。
まずは「家賃」ですね。
毎月支払われるものですから部屋の相場の少し低いくらいが喜ばしいです。
次に「立地」です。
自分の勤務地、学校に適当な距離であること、近くに駅やバス停があること、車を使うなら駐車場も同時に借りれるところ、スーパーやコンビニ、クリーニング屋、レンタルショップ屋があるところでしょうか。
次に「間取り」です。
何人住むのかで違ってきますし、ワンルームでもかなり狭い部屋もあります。
次に「築年数」です。
古い建物は絶対いやだというかたくなな人もいらっしゃるでしょう。
最後に「日当たり」でしょうか。
日当たりがあるかないかでかなり部屋の印象もかわってきますよ。
賃貸物件の水圧・水量ですが普段私は「圧がない」というような表現をしてますので水圧で統一しておきます。
そう、水圧のない賃貸物件がたまにあるんです。
具体的に申しますと蛇口を目一杯開いても、元のバルブをフルオープンにしても水道の蛇口から水が勢いよく出てこないんです。
これはとある賃貸物件のその部屋だけではなくすべての部屋において言えると思います。
もしかしたら貯水槽が一階にあるマンションでの高層階だけかもしれませんが。
低い階はそれなりの水圧かもしれません。
水圧が低いとかなり不便です。
トイレで用を足してもタンクに水が溜まるまで時間がかかりますし。
炊事のときも大変でしょうし、洗濯も時間がかかります。
浴槽にお湯をためるのにも時間がかかりますしシャワーも水圧がないと気持ちよくないでしょう。
いくら節約とはいえ毎日のこととなると無駄な時間が結構気になるものです。
今は低水圧用のシャワーヘッドなるものも発売されてはいますけど。
これらの同時使用でさらに水圧は低くなってしまうのです。
2階建てくらいのアパートではこのような物件はあまりありません。
古い鉄筋コンクリート建ての4,5階建てのマンションにたまにこのような現象が見受けられます。
4,5階建てなのにエレベーターのない階段のみの物件(昔の基準)ですとか。
もし、このような物件に決めようと思ったならば、物件を見に行ったときに不動産屋さんに許可してもらって水道の蛇口をひねってみてください。
流石に
水を出してはいけないとは言わないでしょう(^^;
幹線道路の近くですともちろん騒音の問題もありますけれど、ここでは排気ガスの問題を取り上げてみたいと思います。
新しい法律でディーゼル車の排気ガスが規制されいくらか緩和されてきた排気ガスですが、交通量の多い幹線道路の近くに住むとその害に悩まされることがあります。
排気ガスの黒いススですね。これが建物、ベランダに付くのです。
布団も長時間干せないでしょうし、洗濯物も同様です。
この黒いススは外側だけならまだしも通気口や換気扇の穴から進入してくるんです。
部屋の通気口の周りが黒くなってきますし、お風呂の通気口から侵入してお風呂の壁を煤けさせることがあります。
窓を開けてもあけなくてもそういう傾向がありますのでこまめな掃除が必要になってくるのです。
線路の近くも同様の傾向があります。
電気で走る電車なのですがそのようなことが起こっているんです。
よく駅のプラットホームの柱なんかがすごく汚れているのを見ることがあると思うのですけれどそれと同じように近くの物件も汚れてしまいます。
また、線路沿いにガラス窓があるとそのガラスは表面が傷むようです。
レールと車輪の摩擦で金属が飛び散ってるのか?
と思ってますが実際のところはどうなんでしょう?
もし選んだ賃貸マンション・アパートが幹線道路・線路の近くにあったならばこんなこともあるんだなと頭に置いていてくださいね。
最後に入居後にトラブルのないように確認しておいたほうがいい事柄について書いておきますね。
入居してからはなかなか言い出せないものでしょうし、入居前に直してもらったほうがいいと思います。
まずは換気扇、レンジフードの異音です。
とりあえずスイッチをいれて音を確認しておいたほうがいいでしょう。
お風呂場、トイレにおいてもです。
意外と気になってくるものなんです。
新しいマンション・アパートなら問題ないでしょうけど。
また、すべての窓を閉め切ってレンジフードのファンを回したとき玄関のほうからすごい風きり音がする物件に以前住んだことがありました。
玄関ドアの枠のゴムのところがおかしくなっていたようです。
次にサッシや網戸の開閉のチェックはしておきたいです。
中にはただ単にすべりが悪いんじゃなくて戸車が壊れていてスムーズに開閉できないものもありますので。
また、海の近くの物件ですと潮風で網戸がボロボロになっていて夏場は部屋の中が虫だらけということも、また、山の側ですと大量の虫の死骸で気分が悪くなることもしばしば。
入居する意思があるのでしたら事前に直せるところは直してもらいましょう。
あと、余談ですが風水師のドクター・コパの娘、ドーター・コパがラジオで言っていたんですけど、風水的に言えば同じマンション・アパートに住む人は同じ悩みを持っていることが多いと言うんです。
風水的に同じ状態であると。
これ、いま私が住んでいるアパートに関して当たっています。
これを聞いたとき笑いました。
風水までいかなくてもそのアパート・マンションの持っている雰囲気ってありますよ。
雰囲気は住人が作ることが多々あると思いますが。
挨拶しても誰一人として挨拶してくれないアパートもあります。
逆にとてもフレンドリーなところもあります。そのへんはご自分の勘を信じてもいいと思いますよ。
2021/4/23 更新